ﾏｸﾛﾋﾞｵﾃｨｯｸの料理に対して「地味」という印象をもっている人もいるかもしれません。しかし、ﾏｸﾛﾋﾞｵﾃｨｯｸの料理は、その工夫で、華やかにもなりますし、ﾌァｰｽﾄﾌｰﾄﾞﾒﾆｭｰのようなものも作ることができるものなのです。

肉や魚といった動物性食品や精米、調味料を使わないことが基本とされるﾏｸﾛﾋﾞｵﾃｨｯｸ料理。しかし、そんな制限のある中でも、ﾊﾝﾊﾞｰｶﾞｰやﾋﾟｻﾞ、ﾊﾟｽﾀにｺﾛｯｹなどと、食べてはいけないと思いがちなﾒﾆｭｰも料理することが可能なのです。

よって、「現代風の料理を口にできないことが我慢ならない」という理由にて、ﾏｸﾛﾋﾞｵﾃｨｯｸを“食わず嫌い”している人は、一度、自分の好物をﾏｸﾛﾋﾞｵﾃｨｯｸの料理に仕立ててみると、楽しんで継続できることへの自信につながるかと思います。

ﾏｸﾛﾋﾞｵﾃｨｯｸの料理は、限られたように思いがちですが、実は、可能性は無限。むしろ、その世界をどこまで広げていけるかに挑戦することも、ひとつの楽しみといえますね。

また、食事を楽しむために、通常よりも素材の色合いに気を使ったり、器にこだわるなど、ｱｰﾄな感覚でとらえることもできます。ﾏｸﾛﾋﾞｵﾃｨｯｸの料理により、食に対する思いが一層深まるという喜びももたらしてくれますよ。